セミプロ向けの本ですよ。おすすめ度
★★★★★
生保の経営内容を分析している人、これから勉強しようとしている人にお薦めの本です。週刊誌に載っているようなゴシップ的なものを求めている人には不向きでしょう。
生保はそもそも上場していませんので、分析されだした歴史も浅い。経営実態がつかみにくい中で、この本は、コンパクトに、分析の視点や業界動向をまとめてあったと思います。
概要
生保業界が抱える問題の深層と解決策、将来像を、生保格付けのトップアナリストが描く。各社の経営改革、金融システム問題、外資の動向などを綿密に取材した。
内容(「BOOK」データベースより)
生保は構造不況産業か?国内・外資・損保系生保各社の実態と戦略、将来性。
内容(「MARC」データベースより)
生保は構造不況産業か? 経営改革、金融システム、外資の動向など、生保業界が抱える問題と将来像をトップアナリストが描く。巻末に生保各社のプロフィール付き。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
植村 信保
格付投資情報センターシニアアナリスト。1967年生まれ。1990年東京大学文学部西洋史学科卒業、安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)入社。財務調査部、安田火災ブリンソン投資顧問(当時)などを経て、1997年日本公社債研究所(現格付投資情報センター)入社。現在は格付本部シニアアナリストとして、生損保を中心に金融機関の格付けを担当している