簡単そうに書いてありますが、意外とテクニカルなことも記載されてます。事業承継対策は、専門家が少ないと聞いていますが、この本を読めば、そこそこ自分でも対策を考えられそうです。他に類書がないなら、この本で十分。
この著者の前作からのファンですおすすめ度
★★★★★
前作の会社編がとても面白くためになったので、続編を期待しておりましたが、前作同様読み物つきなので私のようなセミ素人にはありがたい構成になっています。
前作よりも内容が盛りだくさんの気がしますから、こちらの方がお買い得かも。。特に経営者の方や銀行員などの入門書としてお勧め!
概要
あなたの「個人財産」を守る、節税のポイントがわかる!日本の税法では、「個人財産」を運用、譲渡、相続・贈与したときにかかる税金が、もっとも複雑で重いものになっています。そこで、個人資産を守り、次の世代に賢く引き継いでいくには、的確な節税策をとることが、どうしても必要になるのです。税理士・ファイナンシャルプランナーである著書が、個人財産の節税対策について、資産の運用を考えている人や企業経営者から受けた質問に会話形式で答える物語風の「節税相談室から」と、実務的な解説を行なう「実務への対応」という二本立てで、わかりやすく解説。次のような節税ポイント50項目が、楽しく理解できます。
●値下がりした投資信託や株を売ろう ●ベンチャー企業に投資しよう ●値下がりしたゴルフ会員権を売却しよう ●2500万円まで無税で贈与できる制度を利用する ●アパートや自社株など収益を生む財産を贈与する ●生命保険を利用して少ない税金で財産を移そう ●相続した土地は3年以内に売却すると有利 ●SOHO経営者の節税方法を知っておこう ●社長の所得にかかる税金を節税するには? ●資本金1円で会社をつくろう etc
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、いろいろな財産をもっている人や経営者の方のために、いわゆる「個人財産」にかかる税金、とくに相続税・贈与税・自社株対策を中心に各種の節税対策を紹介している。
内容(「MARC」データベースより)
いわゆる「個人財産」にかかる税金、とくに相続税・贈与税・自社株対策を中心に各種の節税対策を紹介。一つのテーマについて「節税相談室から」と「実務への対応」という2本立ての解説を行う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小栗 悟
税理士・ファイナンシャルプランナー。1962年岐阜生まれ。株式会社十六銀行を経て、監査法人トーマツにて、主として上場会社のオーナーの資産税対策、中堅企業の経営コンサルティングに従事。その後、株式会社中央経営コンサルティング・小栗悟税理士事務所を開設して現在に至る。企業再編・事業承継などを得意分野としている。また、講演会・出版のほかにラジオのマネーコーナーを担当するなど、精力的に活動を展開している