冷静な考証を積み重ねた名著おすすめ度
★★★★☆
ここ数年で急激に契約件数が急進した医療保障保険について、冷静な考証を積み重ね、今後予想される給付金支払いの急増など、各保険会社が抱える課題を明確にしている名著です。
難解な点がありますが、生命保険の営業パーソンは絶対に読んでおく必要があると思います。
概要
死亡保障から生存保障へのニーズの変化が引き起こす新たな課題をさぐる。社会保障制度の改革が進められるなかで、補完的機能を有する民間保険に対する相対的期待が高まっている。本書は、民間医療保険の可能性とその経営戦略を論じ今後のあり方を提示する。
内容(「MARC」データベースより)
社会保障制度の改革が進められるなかで、補完的機能を有する民間保険に対する相対的期待が高まっている。民間医療保険をめぐる現状と課題を取り上げ、その可能性と経営戦略をさぐりながら、今後のあり方を提示する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
堀田 一吉
1960年島根県生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学商学部助手、助教授を経て、同大学商学部教授