概要
殿さま商売を続け,本格的な競争を先送りしてきたツケが一気に噴き出した,経営破たんの相次ぐ生保業界。超低金利政策によって生まれた1兆円を超える巨大な逆ざや,マーケットの成熟と飽和による販売不振,新しい商品開発力をもつ外資系の参入などが経営危機に追い打ちをかける。生保は,沈みゆく船か。いま危ない生保はどこか。分析でわかった意外な事実。外資系生保の実態は。92年から「週刊ダイヤモンド」紙上で独自にソルベンシーマージン比率を算出してきた筆者だから書けた客観的分析と,苦悩する生保のすべて。
消費者にとって最も望ましい解決策を探るとともに,危機を乗り切るための日本企業各社の経営戦略を紹介する。日産生命や東邦生命の破たんで生保危機は終わったのではない,始まったのだ。そのときの情景を想像するとゾッとする――そう本書は指摘する。そして生保の経営破たんで被害を受けるのは,情報弱者だと警告する。そうならないよう一読をお薦めする。 (ブックレビュー社)
内容(「BOOK」データベースより)
相次ぐ経営破綻、1兆円を超える巨大な逆ざや、販売不振と市場の飽和、外資の参入など、大揺れの生命保険業界。危機を乗りきるために、何をすべきか―。現場を知り抜いている第一線金融記者だからこそ書けた、苦悩する「セイホ」のすべて。
内容(「MARC」データベースより)
相次ぐ経営破綻、1兆円を超える巨大な逆ざや、販売不振と市場の飽和、外資の参入など、大揺れの生命保険業界。危機を乗り切るために何をすべきか。現場を知りぬく第一線金融記者による、苦悩する「セイホ」のすべて。
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