意識改革の材料におすすめ度
★★★★☆
世界を見渡しても、日本人はことさら金融知識に疎く特に保険については無知だから生保の格好のカモにされています。まず個人が意識改革をし、消費を控えるばかりでなく、自分が加入している生保を見なおさなければ、このデフレの真っ只中でジリ貧になるばかりだと思います。この著作は前述の意識改革に一石を投じるものとなるでしょう。日本の最も病んでいる業界の裏の世界が隔間見れます。一読の価値有り!
概要
破綻すると最大7割も保険金が減る!?
こんな理不尽がまかり通る、生命保険の非常識とカラクリを明かす!
《これが本当のソルベンシーマージン比率だ》
誰もいわない「生保の常識」のウソ
●歴史があり規模の大きい生保は安全だ
●支払った保険料はそのまま蓄えられている
●あわてなくても、破綻したら解約すればいい
●解約手続きをしたら、もう安心
●保険は若いときに入ったほうがおトク
●「転換」は車の下取りと同じでおトク
●破綻しても、死亡・病気保証は全額保護される
●ソルベンシーマージン比率で安全な生保がわかる
●「逆ざや」があっても生保は大丈夫
内容(「BOOK」データベースより)
破綻すると最大7割も保険金が減る!?こんな理不尽がまかり通る、生命保険の非常識とカラクリを明かす。
内容(「MARC」データベースより)
「生保の不倒神話」は完全に崩れた。安心して生活をゆだねられる生命保険会社と商品はどういうものなのか。日本の生保の特殊な非常識とカラクリ、誰も言わない「生保常識」のウソを明かす。
著者 伊藤雄一郎
危ない生命保険会社のカラクリを明らかにする連続して破綻する生保。そこにはそれなりの理由がある。ワンパターン商品の押し売り、無謀な資産運用、時代遅れの体質、閉ざされた会社情報などなど。「これまで常識」とされた生保のウソをまとめて公開、危ない生保から逃げ出すノウハウも。今一度自分を保険を確かめてほしい。その保険、必要ですか?
著者について
伊藤雄一郎(いとうゆういちろう)
1962年、愛知県に生まれる。早稲田大学商学部卒。86年、日本経済新聞社入社。91年、ジャーナリストとして独立。銀行・証券・保険の金融分野を中心に執筆・編集活動をおこなっている。編集プロダクション・リミテッド(株)代表。著書に『金融生き残り戦争』(ダイヤモンド社)、『ニュースに出てくる経済数学がわかる本』(明日香出版社)、『ビジネスは〔読む力〕で決まる』『銀行』(以上、産学社)、『投資信託を買う前に』(文藝春秋)、『東京再生情報』(講談社)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊藤 雄一郎
1962年、愛知県に生まれる。早稲田大学商学部卒。86年、日本経済新聞社入社。91年、ジャーナリストとして独立。銀行・証券・保険の金融分野を中心に執筆・編集活動をおこなっている。編集プロダクション・リミテッド(株)代表