保険を「活かす」達人になる!!!おすすめ度
★★★★★
昨今、激変する保険業界をとやかくいう本は次々とでるものの、これほど端的かつ明快に書かれたものがあっただろうか?「かゆいところもで手が届く」とはまさにこの事!最新の業界の裏側から新商品、破綻リスクにいたるまで、保険のことは右も左もわからない素人でさえ詳細に理解できること間違えなし。保険評論家佐藤立志の辛口トークが巻頭から巻末まで冴え渡った一冊だ。
概要
いまの保健では危ない!!
安心できる保険はどれか!!
巨額の逆ざやと販売不振で喘ぐ生保各社は米国同時テロ以降の株価下落で一気に体力を消耗した。いまの保険が老後、ただの紙切れにならないための賢い保険の選び方。
多くの人は、生保の営業職員は保険会社の社員で、この人と交わした約束は会社もきちんと守ってくれるものと思っています。ところが実際は、営業職員は生保会社の人間などではなく、単に客と生保会社の間を取り持つ資格を持っているだけの人なのです。生保会社に代わって契約を締結する権限もなければ、告知を受ける権限(告知受領権)もないというわけです。ですから仮に、「そんなことは告知書に書かなくてもいいのよ」といわれ、その通りにしたためにあとで問題になり、契約を解除されたとしても、そのことで保険会社が責任を取る義務はどこにもない、というのが生保側の理屈なのです。
●生保会社は5年で半減する!?
●高い予定利率商品の結末
●誰も知らない営業職員の権限
●保険証券を確認しない悲劇
●手書きの設計書は無効と思え
●転換の新手口にご用心
●自動振替に気をつけろ
●掛け捨て定期保険では老後が不安
●保険料を払うだけムダな特約
●いい加減な日本の算定比率
内容(「BOOK」データベースより)
巨額の逆ざやと販売不振で喘ぐ生保各社は米国同時テロ以降の株価下落で一気に体力を消耗した。いまの保険が老後、ただの紙切れにならないための賢い保険の選び方。
著者について
■佐藤立志(さとうたつし)
1950年、長崎県に生まれる。コンサルティング会社や財団法人の管理職を経て保険評論家に。初めて上梓した『生命保険にだまされない本』(エール出版)が話題になり、「週刊現代」や「宝島」などに執筆のほか講演などでも活躍している。
著書には『はいってはいけない 得する生保、損する生保』(祥伝社)、『告知!生保の「邪道」』(小学館)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤 立志
1950年、長崎県に生まれる。コンサルティング会社や財団法人の管理職を経て保険評論家に。初めて上梓した『生命保険にだまされない本』が話題になり、「週刊現代」や「宝島」などに執筆のほか講演などでも活躍している