私は保険会社で営業している者ですが、とても役立つ内容です。特に法人営業において、見込み客にアプローチする際に何から話すべきか分からない営業マンも多いと思います。こういう視点から問題提議すると、提案、契約と繋げていくことができます。ほんとに、ライバルには読ませたくない本です。
生命保険の将来を予測おすすめ度
★★★★☆
本書は、生命保険業界の将来を「販売手法」と「流通形態」のふたつの視点から俯瞰している。したがって、保険契約者が個別具体的に保険を検討したい場合には、物足りないかもしれません。
業界全体の流れとその際に保険契約者がどのような態度をとるべきかを考えるきっかけになるのではないでしょうか。
第4章には、主に中小企業の戦略的な保険活用について最低限必要な知識があり、中小企業の経営者も販売者も一読の価値があると思います。
概要
「生保商品はどこも同じ」は大きなマチガイ。生保業界でも顧客利益が実現可能な時代に。激しいサバイバルに突入した生命保険業界を裏側からわかりやすく解説。
内容(「MARC」データベースより)
「生保商品はどこも同じ」は大きなマチガイ。生命保険があなたと会社の資産を守る。激しいサバイバルに突入した生命保険業界を、裏側からわかりやすく解説する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新 邦昭
1950年埼玉県生まれ。NNIグループ代表。早稲田大学政治経済学部卒。大手損保会社で大企業や大口市場の開発営業などに携わり、平成10年3月に独立し、NNIを創立。次いで大手商社と合弁でバミューダに再保険会社を設立。香港にも保険ブローカー会社を持ち、中国市場での業容拡大を展望。生保プロと提携して法人契約に注力中